IBSガス型は存在するのか?
今現在、IBSガス型で苦しんでいる人は多数いると思います。その中にはゲップを上手く出せない人も多いようです。
IBSガス型の存在に対する疑問
「IBSガス型と診断された人の中にはR-CPD症例が多く含まれているのではないか」
R-CPDについて調べれば調べる程、この考えは強まってきます。
R-CPDとは、簡単に言うと、ゲップが出せない事による様々な症状です。
症状がIBSガス型と非常に似ています。
僕がIBSガス型が存在しないと思う理由
IBSガス型は、IBSの国際的な診断基準ローマIVには含まれていません。
何故診断に含まれていないのでしょうか?
IBSは腸の機能異常と考えられていますが、腸の機能異常があってガスのみの量が増え、排便異常がないというのは考えにくいためだと思われます。
ローマIV基準は2016年に更新されています。
そしてその3年後の2019年に画期的なことが起きました。ゲップを出せない事による様々な症状で苦しんでいる人がいる事が論文になったのです。その病態はR-CPDと名付けられ、実際に治療が開始されました。そしてその治療は大きな成果を上げたのです。
実際の治療は、喉にボトックス注射を打ってゲップを出しやすくするというシンプルなものです。
緩和された症状は以下のようなものがあります。
IBSガス型と診断された皆さん、いかがでしょうか?自分の症状に当てはまるものが多くありませんか?
これが僕がIBSガス型ないと考える理由です。
IBSガス型の中には、ゲップを通常通り出せるよ、という人もいるかと思いますが、その人達は呑気症に当てはまるのではないかと考えています。
さいごに
現在IBSガス型と診断されている人で、本当はR-CPDまたは呑気症という人は多いと思います。
喉へのボトックス注射が一般的になれば、苦しみから解放される人も多いのではないでしょうか?
しかし2023年2月の時点では、それは難しいため、まずはゲップを出せるように練習してみましょう!
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