ゲップが出せない人の症状と呑気症の人の症状は似ています。
ゲップが出せなくて悩んでいる人の中には、ネットで調べている内に「自分は呑気症ではないか?」と疑う人も多いと思います。
こちらはそんな人達向けの記事となります!
ゲップが出せない人と呑気症の類似点
空気を飲む量が人並みでもゲップを出せないと呑気症のような症状が出ます。
日本ではあまり認知されていませんが、アメリカでは2019年にR-CPDという病態が紹介されました。
簡単に言うと、食道の入り口である輪状咽頭筋の緊張が高く、ゲップが出しにくくなっている状態です。
詳細はこちらの記事をご参照下さい。
ゲップが出せない人(R-CPD)と呑気症を持った人では以下のような類似点があります。
・お腹が張りやすい
・おならの回数が多い
・胃や腸などには問題がない
このように、心理的な面が関与してくるのが呑気症、心理的な面は問題なくゲップが出せないだけの場合がR-CPDです。
特に問題となるのが、この両者を合併している場合です。
R-CPDと呑気症を併発する事は十分考えられます。
多量の空気を取り込んでしまい、それをゲップとして出せないと、普通の人では想像も出来ないような苦しみがあるでしょう。
その場合は、ゲップだけでも出せると楽になると考えられます。
僕も28年間ゲップを出せずに苦しんでいましたが、解剖学を紐解きゲップの出し方を開発しました。
こちらの記事を参考にして是非練習してみて下さい!
空気をたくさん飲み込まないようにするには
消化器官内の空気の70%は口から飲み込まれたものとされています。
呑気症であってもR-PCDであっても空気の飲む量は少なくなるように注意したいところです。
以下のポイントに注意しましょう。
・歯の食い縛りを自覚し注意する(食いしばりが空気を飲み込むことを誘発する)
・ゆっくり食べる
・炭酸を飲まない
・ガムをかまない
・喫煙をしない
他にも心理的因子で空気を飲む量が増えるとされていますので、ストレスの多い環境などに身をおかないよう注意したいところです。
さいごに
R-CPDと呑気症の類似点と相違点をまとめました。
日本ではR-CPDがまだ認知されていないので、R-CPDの人が症状を訴えると吞気症と診断されることも多いと思います。
R-CPDの人はゲップが出せるようにして、呑気症であれば空気を飲む量を減らすことで症状を抑えることができます。
ゲップが出せずに苦しんでいる方は、「ゲップが出せない人の出し方マニュアルー大人版」を参考にして練習してみて下さい!
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