ゲップを出せない大人のための「甲田式ゲップ」メソッド
この記事では、ゲップがうまく出せない方に向けて、効果的な方法を紹介します。僕自身、28年間もゲップが出せずに悩んでいましたが、今回ご紹介する「甲田式ゲップ」メソッドを試した結果、今では自由にゲップを出せるようになりました。
僕の体験とこのメソッドの誕生
長い間、ゲップが出せないことでお腹の張りや不快感に悩まされ続けていました。あらゆる方法を試してみたものの、解決には至りませんでした。この記事を読んでいるあなたも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?しかし、理学療法士としての知識を活かし、体の動きや呼吸法を工夫することで、ついにゲップを出せるようになったのです。これが「甲田式ゲップ」メソッドです。
さらに、この方法は2024年2月に放送された「探偵!ナイトスクープ」でも取り上げてもらい、その効果が実際に証明されました。科学的裏付けもあり、ゲップに悩む多くの人に役立つメソッドだと確信しています。
【参考】
甲田式ゲップの出し方に関する医学的裏付けについてはこちらをご覧ください。
何故あなたはゲップを出せないのか?
繰り返しになりますが、僕はゲップを出せないことで本当に長年苦しんでいました。ゲップが上がってくるのは感じるけれど、喉のところで「ぐるぐる」という音を立てて、また戻ってしまうんです。この状態を経験している人も多いのではないでしょうか?
その原因は、輪状咽頭筋(りんじょういんとうきん)という筋肉にあります。これは、食道の入り口にある筋肉で、食べ物や飲み物が胃から逆流しないように、食道をしっかり閉じる役割を持っています。
ゲップが出せない理由は、この輪状咽頭筋がうまくゆるまないことにあります。ゲップが上がってきても、この筋肉がゆるまないために、ゲップが戻ってしまうんです。
つまり、ゲップを出すための最大のポイントは、この食道の入り口を正しく開くことです。この仕組みを理解すれば、ゲップを出せる可能性が大きく高まります。これから、その方法を詳しく説明していきますね!
食道の入り口の開き方
図を見ていただくとわかるように、食道は気道の後ろ側に位置しており、通常時は食道が閉じ、気道が開いています。食事中にはその逆で、食道が開き、気道が閉じるという仕組みになっています。
ゲップを出すためには、気道を閉じて食道の入り口を開く必要があり、そのためには息を止めることが重要です。
ゲップを出すための具体的な方法を次に紹介します。
ゲップを出す具体的な手順
- 鼻と口を閉じたまま、息を吸う動作を行います。この時、胸がへこむのを感じるでしょう。これは肺と気道がつぶれるためです。気道がつぶれると後ろにある食道は開きやすくなります。
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