ガスの溜まりにくい舌の位置

2023年1月14日土曜日

ゲップが出せない

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 正しい舌の位置を習得しよう

正しい舌の位置について考えたころはありますか?
正しい位置に舌を置くことで、噛みしめがなくなったり、空気を飲む量が減ったりする可能性があります!
呑気症やIBSガス型の人は、通常よりも空気を多く飲み込んでいる可能性があります。
この記事を読んで、是非正しい舌の位置を習得してみて下さい!

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正しい舌の位置とは?

正しい舌の位置は、上顎に舌がペタッとくっついた状態です。
舌先は歯に当たっていません。

そして舌先は、スポットと言われる場所に触れています。
スポットの位置はネットで検索すると、場所が間違っていることがあります。
よくある間違いが切歯乳頭をスポットとしている事です。
切歯乳頭のやや後ろがスポットになります。
個人的には、スポットに舌先を当てる事よりも、上顎のくぼみのところ(図のオレンジのところ)に舌がペタッとおさまることが重要と考えています。
舌先を前歯に当てて、そのまま舌先を後ろに動かしていくと、舌の画像の青い矢印の部分のように急カーブして、くぼんだようになっている事が分かると思います。
舌はオレンジの部分にピタッと付けます。
「こんな位置に舌をずっと置いとけないよ!」と思われる方もいると思います。
僕もそうでした。
舌を上にずっと持ち上げてると疲れそうですよね?
ただ、うまく出来るようになると、舌と上顎がペタッとくっついて、力が必要ないことが分かります。
ちょうど鏡などに引っ付ける吸盤の様な感じです。

舌の位置と異常嚥下

歯をイーっとしたまま唾を飲みこんでみて下さい。
その時に舌が歯の裏にくっつくかずに飲み込めれば正常です。
意外と難しくないですか?
僕は家族にさせてみたら、全員舌が歯の裏にくっついていました(^^;)
ですが、練習すれば可能です!
先ほどの舌の正しい位置に置いたまま飲み込めれば成功です。
僕は練習して出来るようになりました(^-^)

舌を正しい位置に置くことの効果

舌の正しい位置に置くことで、以下のような効果が期待できます。
  • 口呼吸の予防
  • 噛みしめの予防
  • 過剰な吞気の予防
  • 歯並びがよくなる
  • 口がぽかんと空きにくい
上顎に舌がペタッとくっついた状態を維持できれば、上顎の成長を促します。
舌の形に上顎が広がる事で、受け口や出っ歯になりにくいという効果もあります。

さいごに

最初は舌の正しい位置になれないかもしれませんが、普段から意識しているとだんだん慣れてきます。
これで吞気症やIBSガス型、R-CPDの症状が軽減する事も期待できます。
是非練習してみて下さい!



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理学療法士をしている「ひろ」と言います。 ゲップが出せずに苦しんでいる人を少しでも減らしたくて立ち上げたブログです! このブログに出会うことで少しでも救われる人が増えますように。

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あなたは一人じゃない こんにちは!ひろです。私は28年間ゲップが出せないという悩みを抱えていました。その間、周りに同じような人がいなくて、「自分だけがこんな変な症状を抱えているんじゃないか?」とずっと感じていたんです。 でも、理学療法士として働く中で体の仕組みについて学び、ついに...

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