R-CPDの治療の流れと費用について

2025年1月26日日曜日

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 R-CPDを本気で治療したい方へ



R-CPDは、ゲップができないことでさまざまな不快な症状を引き起こす疾患です。

まだ認知度が浅い疾患で、ネット上で調べる限りでは、東京にある日本医科大学付属病院・あそか病院の2か所でしか治療が行われていません。どちらの病院も青柳先生が主となって治療をされています。つまり日本では、R-CPDの治療は青柳先生しかしていないということです(2025/1/26現在)。

もし、自分がR-CPDではないかと疑った場合、どのような流れで治療を受ければよいのか、以下にご紹介します。


R-CPD治療までの道のり


1. まずは近くの消化器内科を受診する

どこの病院でも構いませんので、近くの消化器内科や内科を受診し、紹介状を作成してもらいましょう。

R-CPDは認知度がかなり低いため、名前すら聞いたことのない医師も多いと思われます。以下の記事を見せる等して、R-CPDについて理解をしてもらいましょう。

日本医科大学付属病院、青柳医師とR-CPDの紹介

ゲップが出ない体質「R-CPD」とは

また日本医科大学付属病院は紹介状のフォーマットがあります。こちらのPDFを印刷して近くの病院へ持参するとスムーズに紹介状を書いてもらえると思われます。

2. 日本医科大学に連絡して外来予約を取る

紹介状を用意した上で、日本医科大学付属病院の外来予約電話(03-3822-2131)へ電話を掛け、リハビリテーション科の青柳医師の診察を受けたい事を伝えます。

青柳先生が外来診療をするのは、第1、3、5金曜の午後のみです。

青柳先生以外はR-CPDの治療は行われていないようなので、必ず青柳先生の診察予約を取るようにしましょう。

3. 検査を受ける

医師の診察を受け、必要な検査を行います。

・嚥下機能検査

・内視鏡検査

これにより、R-CPDの診断が確定します。

4. あそか病院でボトックス注射を受ける

診断後、後日あそか病院にて治療(ボトックス注射)を受けます。ボトックス注射は、食道括約筋の緊張を緩和するために行われます。

あそか病院でも青柳先生が外来診療をされています。

あそか病院のボトックス注射について


5. 後日の問診

治療後の経過を確認するため、問診が行われます。


入院の有無と費用について


入院は必要ありません

ボトックス注射は日帰りで行うため、入院する必要はありません。

ただし、検査・治療・経過の確認で最低でも3回は通院が必要と思われます。


治療費用は約20万円以内

内訳

施術前問診 0.3万

ボトックス注射 3万

技術料 15万

施術後問診 0.3万

ボトックス注射を打つのにかかる費用は18.6万円です。事前の検査などを合わせても20万円はいかない計算ですが、ボトックス注射事態には保険適用がないため自費となり高額になります。

さいごに

R-CPDの治療を検討されている方は、まずは近隣の消化器内科などで紹介状を書いてもらいましょう。東京在住の方はあそか病院に問い合わせる方が早そうですね。

あそか病院外来予約専用ダイヤル(0120-692-135)

ちなみにあそか病院からスタートしても、日本医科大学付属病院で検査→あそか病院でボトックス注射、という流れは変わらないようです。

最初は勇気がいると思いますが、ゲップを出せるようになると本当に人生が変わりますので、是非一度問い合わせてみて下さい!!

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