R-CPDに苦しんでいる人たちとの出会いとエピソード

あなたは一人じゃない

こんにちは！ひろです。私は28年間ゲップが出せないという悩みを抱えていました。その間、周りに同じような人がいなくて、「自分だけがこんな変な症状を抱えているんじゃないか？」とずっと感じていたんです。

でも、理学療法士として働く中で体の仕組みについて学び、ついに自力でゲップができるようになりました。それからは、SNSを通じて同じような症状に悩んでいる人たちと交流するようになり、その中でこの症状に「R-CPD（ゲップ困難症）」という名前がついていることを初めて知り、本当に驚いたことを覚えています。

今回は、私がR-CPDに苦しむ人たちと出会ったエピソードをシェアしたいと思います。

SNSで広がったつながり

ゲップが出ないことで悩んでいる人がどれくらいいるのか知りたくて、私はX（旧Twitter）で「#ゲップが出せない」や「#R-CPD」といったハッシュタグを使って情報発信を始めました。最初は「反応があるのかな？」と不安でしたが、思っていた以上にたくさんの方からメッセージをいただきました。

その中には、長年ゲップが出せないことで苦しんでいる人が予想以上に多かったです。特に心に残っているのは、ある女性の方が「ゲップが出せなくて、いつもお腹が張って苦しい」という悩みを打ち明けてくれたことです。彼女は何年もこの状態で、何度も病院に行ったのに「特に問題ない」と言われ続けていたそうです。その後、甲田式ゲップの出し方を伝え、少しずつ症状が軽減したという嬉しい報告をもらいました。

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R-CPDという繋がり

また、別の男性は、逆流性食道炎の治療を受けているものの、ゲップができないことで余計に不快感が増していると感じていました。彼は自分ではゲップが出せないという自覚がなく、私と話をするまで「R-CPD」という病名を知りませんでした。「もしかしたら自分もR-CPDかもしれない」と彼が感じた瞬間、私も彼と同じように長い間悩んできた経験があるので、強い共感を覚えました。彼はその後、自分でできる方法を試しつつ、専門の治療も検討するようになりました。

このように、SNSでのやり取りを通じて、同じ症状に悩んでいる人たちと出会い、お互いに共感し合えることは、私にとっても大きな力になっています。今まで「自分だけが苦しんでいる」と感じていた人が、私の発信を通じて「自分だけじゃないんだ」と感じてもらえるのは、本当に嬉しいです。

探偵！ナイトスクープへの出演

R-CPDはまだまだ認知度が低い為、「R-CPDの認知度をどう上げたらいいのか？」と思い悩んだ私は、「探偵！ナイトスクープ」へ投稿してみました。何とそれが採用され、それを見た人からもたくさんのメッセージをいただきました。ある方は、「テレビで見て自分も試してみたけれど、うまくいかなかった」と連絡をくれました。彼に詳しい方法をもう一度説明し、何度かやり直してもらううちに、ついにゲップが出たという報告をもらったときは、思わず私もガッツポーズをしてしまいました。

もちろん、すぐに効果が出る人ばかりではありません。中には、いろいろ試してもうまくいかず、専門の医療機関での治療を検討しているという人もいます。R-CPDはまだ日本ではあまり知られていないため、正しい治療を受けるための情報が不足している現状があります。それでも、こうして少しずつでも認知が広がっていくことが、将来的な改善への道につながると信じています。

ゲップ困難に対する社会の理解が必要

R-CPDという症状は、外見からは分かりにくいものですが、悩んでいる人にとっては非常に深刻です。ゲップが出せないことで、消化不良やお腹の張り、さらには精神的なストレスも増大します。しかし、周囲の人には理解されにくいことが多く、私も長い間「ただ一人で苦しむ」だけでした。だからこそ、同じ症状に悩む人たちと出会い、お互いに共感し合えることの大切さを強く感じています。

一緒に乗り越える仲間がいる

このブログを通じて、私は「ゲップが出ない」という悩みを抱える人たちとつながり、情報を共有し、少しでも解決へのヒントを提供できればと思っています。自分がR-CPDと向き合ってきた経験が、他の人たちの役に立てることは、私にとって大きな喜びです。ゲップが出せないことで苦しんでいる人たちは、決して一人ではありません。一緒に情報を交換しながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

まとめ

R-CPDという症状はまだ日本では広く知られていませんが、悩んでいる人たちはたくさんいます。SNSを通じて出会った方々との交流を通じて、私は自分の経験が他の人の助けになることを実感しています。今後も、R-CPDに関する情報を発信し続け、少しでも多くの人がこの症状を理解し、改善に向かうためのサポートをしていきます！